お願いする前に、迷わず書ける導線を整える
Google のクチコミを依頼するなら、サービスが終わった後に正しいリンクを案内し、書くかどうかも内容もお客様に任せましょう。そのうえで、届いた声に返信する人と、サービス上の問題を引き受ける人を決めます。リンクを用意するだけでは、声かけの重複や返信の放置は防げません。
ここでは架空の自転車修理店を例に、リンク、店頭の案内、お礼のメール、返信と引き継ぎまでを組み立てます。文例は店舗側の文章であり、お客様に投稿してもらう口コミの原稿や実績紹介ではありません。
店舗を確かめてからリンクと QR コードを用意する
- 管理している Google ビジネス プロフィールを開き、店舗名と住所を確認します。
- クチコミを読むメニューから、クチコミを増やすための案内を開き、依頼用リンクをコピーします。表示名は言語や画面によって異なる場合があります。
- QR コードが必要なら、パソコンのブラウザで同じ画面から画像を保存します。Google の標準機能によるクチコミ用 QR コードは、現在パソコンで生成します。
- 別の端末でリンクを開き、実際の大きさで試し刷りしたコードも読み取ります。正しい店舗の投稿先につながることまで確認し、自店へのテスト投稿はしません。
既存のクチコミを一件共有するリンクと、新しいクチコミをお願いするリンクは別物です。店頭のカードとメールが同じ正しい店舗を案内できるよう、確認済みのリンクを一か所で管理します。 Google:クチコミ用リンクと QR コード
小さな POP に印刷する場合も、コードの周囲に余白を残し、実際に置く場所で読み取りを試してください。大量に印刷する前に確認すれば、違う店舗へ案内するカードを配ってしまう事態を避けやすくなります。
声をかけるのは、説明と引き渡しが済んでから
修理内容を説明し、自転車を返した後なら、短いお願いを添えられます。ただし、荷物を持って急いでいるお客様にその場の操作を求める必要はありません。遠隔でサービスが完了する場合は、いつもの完了連絡やお礼のメールにリンクを入れるほうが使いやすいでしょう。
店頭の QR コードは今読み取りたい人向け、メッセージ内のリンクは後でスマートフォンから開きたい人向けです。一回の利用につき主な依頼のタイミングを一つ決め、別の担当者が続けて催促しないようにします。
満足した人だけを選んだり、星の数を指定したりしないことも大切です。実際の体験に基づく投稿が必要で、金銭や割引、特典と引き換えのクチコミは認められません。 Google:禁止コンテンツと虚偽のエンゲージメント
そのまま調整できる修理店の依頼文
店頭での短い声かけ
以下は文例です。店名と、確認済みの QR コードを使ってください。
本日は[店名]をご利用いただき、ありがとうございました。よろしければ、今回の修理について Google でご感想をお寄せください。こちらのコードから開けますので、お時間のあるときで大丈夫です。
言い終わったら、お客様の判断に任せます。入れてほしい言葉を並べたり、書いている画面をのぞいたりする必要はありません。
お礼メールの例
角括弧の内容は送信前に差し替えます。リンク欄は実際の URL ではありません。
件名:[店名]をご利用いただきありがとうございました
[お名前]様、このたびは自転車の修理をご依頼いただき、ありがとうございました。今回のご利用について、よろしければ Google にご感想をお寄せください:[確認済みのクチコミ依頼リンク]。実際に感じたことをご自身の言葉でお書きいただけます。投稿は任意です。修理後に気になる点がありましたら、このメールへの返信でお知らせください。引き続きお手伝いいたします。[店舗スタッフ]
問い合わせ先は、どのお客様にも案内します。不満のある人を公開投稿から遠ざけるための振り分けには使いません。
返信を書いて終わりにしない
クチコミへの返信にはビジネスの確認が必要で、機能の提供は地域や業種によって異なります。利用できる場合は、対象のクチコミの返信欄から対応します。承認された返信は公開されるため、連絡先、注文番号、個別の修理記録は載せません。 Google:クチコミの管理
好意的な感想への返信例。実際に書かれた内容に合わせて調整してください。
ご感想をお寄せいただき、ありがとうございます。修理内容の説明がお役に立てたようで、うれしく思います。その後のお手入れで気になることがありましたら、店舗までお気軽にご相談ください。
受け取り時の待ち時間への返信例:
お受け取りの際の状況をお知らせいただき、ありがとうございます。お待たせしてしまい、申し訳ございません。店舗の通常の連絡窓口までご連絡いただければ、当日の状況を個別に確認し、今後の対応をご相談いたします。
まだ実施していない改善を「対応済み」と書かないようにします。完了連絡が早すぎたのか、引き渡しの担当が不在だったのかを店内で確認してから、変える手順を決めます。
次の担当者に渡す内容を決める
引き継ぎには、店舗名、確認済みリンク、依頼の場面、返信担当、サービス問題の担当と代行者を残します。例の店舗なら、受付が引き渡し後に案内し、運営担当が新着の声を確認し、修理責任者が作業や待ち時間の問題を引き受けます。
週に一度、リンクの行き先、重複した依頼、未対応の問題と次の行動を確認しましょう。この確認は運用を整えるためのものです。依頼件数から獲得できる口コミ数や順位上昇を約束するものではありません。まず一つの接点を定着させ、必要に応じて別の案内方法を加えてください。